糖尿病などの病気になってしまった場合には、水分をやたらと飲みたい傾向にあるため、水分が体に入る分、その分でどうしても頻尿になってしまいます。
透析治療はとても大変
また、糖尿病の患者さんの場合には、体のあちこちが機能的に障害が出てしまう傾向にあり、あまりにも糖尿病という病気が進行してしまうと、頻尿だけでなく、今度は腎臓機能そのものがうまく機能しないことから、とても辛い治療である、透析治療が必要になってしまいます。
この人工透析については、糖尿病の患者さんが受けることがとても多いものですが、腎臓の機能がまったく働くなってしまったため、尿管などに管を通し、腎臓の機能からおしっこを出すことが出来ないため、透析によって、水分を体の外に出す、というとても苦しい治療方法の一つです。
特に、尿管が長い男性の方が、女性よりも、この透析治療についてはかなり苦しむ傾向にあると言われており、ただでさえ糖尿病という病気で、食事制限などがなされていることに関して、さらに透析治療で辛い想いをしなければならないため、患者さんは、じょじょに疲弊していく傾向にあります。
おかしいと感じたら早めに受診しよう
腎臓というものは、「沈黙の臓器」と言われており、頻尿などの症状が出てしまった場合には、可能な限り早く、病院に行き、診察などをしてもらった方が良いとされています。
かなり症状が悪化している場合でも、自覚症状がほとんどない、または気づかないふりをしていたところ、あっという間に腎臓の機能が悪い方向に向かっていった、ということがあります。
また、同時に糖尿病の場合には、腎臓機能が阻害され、頻尿などが起きますが、酷いケースになると夜中に何度もトイレに起きる、このようなことも多々あります。
寒くなる季節の頻尿は糖尿病かも?
もちろん、夏場などには水分を多くとることで、体に水分がどうしても多く入るため、汗をかかなければその分トイレが近くなる、頻尿になってしまうことはありますが、夏場以外でも、秋や冬でも、やたらと頻尿が続くようであるのならば、糖尿病の可能性が高いです。
またそれと同時に、やたらと甘いものが食べたい、やたらにふらふらとした気持ちになる、めまいなどがあったり、頭がぐるぐるとまわる、このような症状が出ている場合には、糖尿病という病気の可能性が非常に高いです。
糖尿病の検査については、血液検査などで、血液内にどれだけ糖があるか、ということで診断などがされるため、休日などに検査をしてもらえれば、翌週頃には検査結果が出てくれています。