頻尿には様々な原因がありますが、一番よく知られているのが前立腺肥大による頻尿です。

はじめのうちは一晩に2回程度のトイレなのであまり気にもしませんが、これがだんだん増えて、3回、4回となるとさすがに気になります。

まずは医者に診てもらうこと

夜だけではなく日中も回数が多くなると、仕事にも差支えが出てきますし、絶えずトイレを気にしなければならず外出恐怖症になってしまうので放置しておくことはできません。
ひどくなると夜間でも日中でも1時間おきというようなことになりますが、トイレが近いだけで特に痛みを伴うわけでもないので、面倒くさがって医者に行かない人は多いようです。

医者に行かず、サプリメントだけで治してしまおうという人も多いようですが、まずは頻尿の原因が何であるか確かめる必要があります。
医者に診てもらい前立腺肥大だと診断された場合は、医者が治療に適した薬を処方してくれます。

前立腺肥大で処方される薬

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医者が処方してくれる薬は、抗コリン薬、β3刺激薬、膀胱平滑筋弛緩薬など多数ありますが、この中からその人の症状に最も適したものを処方してくれます。
ただ、こうしたものは意外と副作用が多いので注意が必要です。

このため、医者の処方を敬遠する人も多いようですが、医者の診断を受けて前立腺がんが発見されたというケースも少なくないので、トイレの回数が多くなったら、一度は医師の診断を受けることが大切でしょう。

サプリメントを愛用する人も

医師の診断を受けた後、医者からの薬は使わずにサプリメントを愛用する人も多いようです。その中で一番よく使われるのがノコギリヤシを主成分としたものです。
頻尿にノコギリヤシというのはかなり有名で、愛用する人も多く、長期間続けたらトイレが近い悩みから解放されたという人も多いようですが、完全に治るには、時間がかかります。

つまり、評判のいいノコギリヤシでも短期間に頻尿が改善するというわけではないので、気長に続ける必要があります。

気の短い人は、規定された量よりも多めに飲んでしまう人がいるようですが、これは逆効果になります。
ノコギリヤシは一日の服用量が、320ミリグラムと決められています。一粒の量が160ミリグラムなので、一日に2粒が適量ということになります。

これを無視してしまうとトイレが近いという悩みが解消しないばかりか、思わぬ副作用を招いてしまうという恐れもあるので、決められた量を守るということが何より大切です。
頻尿対策は焦らずじっくりと行う心掛けが大切です。