夜間頻尿は寝てからトイレに何度も起きる人のことだと思われがちですが、就寝してから1回でもトイレに起きることが続いている人は可能性があります。
一般的にはぐっすり眠れるように体の機能として、就寝中はおしっこを作る量が抑えられています。
子供がトイレにも行かずずっと寝ていられるのはこの機能が正常に働いているためで、高齢者はこの機能が衰え始めてきてしまいます。
夜間頻尿になる原因は様々
トイレに何度も起きると目が覚めてしまいますし、日ごろから些細な物音などが気になってなかなか寝付けない人などは、そのまま眠れずに朝になってしまうことも少なくありません。
夜なかなか寝付けないと、おしっこを作る量を減らす機能が働かないため、不眠が原因で夜間頻尿を起こしてしまう人もいます。
高齢者は、ほかの病気が原因で夜間頻尿になることも多く、糖尿病になると口が渇きやすくなって頻繁に水分を摂取するようになりますし、口の渇きは処方される薬の副作用でも起きます。
ホルモン異常も起きやすくなって、おしっこが多く作られやすくなってしまう人もいます。
高齢者の女性に多い過活動膀胱
膀胱に異常がある場合も夜間頻尿になりやすく、高齢者の女性に多いのが過活動膀胱です。
加齢や骨盤底筋のゆるみなどが影響して、急に強い尿意を感じることが特徴で、人によっては我慢できずに漏らしてしまうこともあります。
骨盤底筋を鍛えることで、症状が緩和する人もいます。膀胱に細菌が感染して炎症を起こすことも良く無く、病院で薬を処方してもらった方が改善の期待が持てます。
高齢者の男性に多い前立腺肥大
高齢者の男性に多いのが前立腺肥大で、膀胱を圧迫し刺激することがあったり尿管を狭くするため、すぐにおしっこに行きたくなったり、行ってもすっきりしない感じが続くこともあって尿漏れを起こす人もいます。
男性の前立腺肥大によっておこる夜間頻尿に対しては、ノコギリヤシの成分を取り入れることで改善が期待できるようになります。
前立腺肥大は男性ホルモンが影響していて、ノコギリヤシにはその男性ホルモンに働きかけることができる成分が含まれているためです。ジヒドロテストステロンという原因物質を抑制することにつながり、炎症を抑える効果も期待できます。
前立腺肥大の状態が悪化して、おしっこがほとんどでないような状態までなってしまったら、病院での治療が必要になってきてしまいますが、軽度であればノコギリヤシの成分で副作用の心配をすることもなく改善を目指すことができます。
ノコギリヤシエキスのサプリメントが販売されているので、飲み続けることが大切です。