トイレに行く回数が増えた、夜、頻繁にトイレに行くようになったと悩む女性もいるでしょう。女性の場合には、過活動膀胱などになりやすく、また、むくみや冷え性になりやすい傾向があるため、夜、寝ている時に、むくみから頻尿につながることもあります。頻尿を予防するために、生活を見直し、また原因となるものを改善していくことが大切です。
水分の摂りすぎに注意
女性に限らず男性にもいえることですが、単純に水分を摂りすぎてしまうことも頻尿につながります。
夏などの気温が高い時期には、汗を多量にかくこともあるため、ある程度の水分を補うことは大切です。しかし、同じ量を冬の時期の気温が低い時期に摂ってしまうと体内の水分量が増えてしまい、これが頻尿の原因になることがあります。
また、寒さにより体が冷えることにより、膀胱が収縮しやすいこともあり、冬場は特にトイレが近くなることもありますので、体が冷えないようにすることも大切です。
また、飲料によっても利尿作用がある飲料などを多量に飲んでしまうと、トイレが近くなってしまうこともあるので、注意が必要です。
運動をして代謝をよくしよう
女性の場合には、過活動膀胱になりやすい傾向もあり、排尿筋をリラックスさせることも大切です。また、運動不足の場合には、代謝機能が衰えてしまうため、むくみやすい状態になります。
脚などがむくんでしまうと、夜間、横になることで、そのむくみの水分が尿となって排出されるため、夜間頻尿になりやすいといわれています。
そのため、むくみを改善するために、定期的に運動をして、代謝機能を改善していきましょう。適度に汗をかくことで水分を排出することにもなるので、頻尿を予防することにもつながります。
ストレスや緊張
不安や緊張といったことから頻尿になるケースもあります。
人前にでたり、また特定の人物に会う時に極端に緊張してしまい、尿意を感じトイレに行きたくなることもあるでしょう。
このような精神的なものを予防する場合には、まずはリラックスをして緊張をしないように自分で心を落ち着けることから始めましょう。また、トイレを意識しすぎないようにすることも大切です。
トイレが近いことを気にしすぎることでも、尿意をもよおし、トイレが近くなってしまうこともあります。トイレに行きたい、どうしようという不安な気持ちが尿意をよけいに強めてしまうこともあるので、できるだけ他のことを考えて、意識を別なものに向けることも予防の一つになります。