頻尿で悩んでいる方はとても多いです。
女性と、高齢の男性には特に頻尿で悩んでいる方が多いと言われています。

トイレに悩むなら病院へ行こう

トイレが近いため交通機関を長時間乗ることが苦痛、そのため旅行にも行けない、と嘆いている方も多くいるそうです。
一方、夜何度もトイレにいかなくてはいけないためにその都度起きてしまう、その後すぐに寝付けなくて朝を迎えてしまった、という方もいらっしゃいます。

頻尿はただトイレが近くなる、という簡単なものだと思ってしまいますが、実は悩んでいる人が多いにもかかわらず、「歳だからしょうがない」と放置している人もたくさんいます。
でも、ちょっと待ってください。病院に行けば、薬、手術、運動などで改善方法を教えてくれるかもしれません。ぜひ、一度病院へ、お医者さんに相談をしてみましょう。

泌尿器科で受診をしよう

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「トイレに行く回数が多いくらいで病院行くなんてなんか大袈裟じゃない?」
「頻尿ってそもそも何科にいけばいいの??」
そう疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

頻尿の原因として何が考えられるでしょうか。一番多いのは過活動膀胱というものです。
これは尿をためる膀胱の問題です。この場合は泌尿器科の領分です。

一方、男性高齢者が頻尿に悩んでいる場合、前立腺肥大症とそれによる過活動膀胱の合併などが多く考えられるます。これも、泌尿器科が専門になります。

原因によって専門はかわってきますが、女性にしても、男性にしても、可能性としては泌尿器科の先生が専門の場合が多いので、できれば近隣の泌尿器の病院で相談してみましょう。

女性なら婦人科で受診もOK

「でも、泌尿器科ってなんだか恥ずかしい」
いやいや、恥ずかしくなりません。そもそも頻尿で悩んでいる方はかなり多いですし、泌尿器科に通っている患者さんもたくさんいます。

それでも、特に女性で抵抗のある方、そういう方は婦人科のある病院でもいいかもしれません。それだけ女性は頻尿に悩んでいる方が多いのです。
婦人科でもそういう患者さんが多いので、きっと相談に乗ってくれるでしょう。

普段、生活習慣病などを患っていて内科などのかかりつけ医をおもちの方はもちろん、そういうところでも構いません。「歳だから」と諦めず、その原因がわかればあなたの生活はずっと楽で快適になるはずです。

ただし。現在、治療されている方で、女性なのにハルナール、フリバス、ユリーフ、アボルブなどを処方されている方。基本的にこれらの薬剤は前立腺肥大症のために使う薬で、前立腺のない女性に使われることは通常ありません。

なので、万が一それらの薬を専門の泌尿器科ではない先生から処方されている方がいらっしゃるのであれば、一度、先生にその意図をお聞きしてみたり、専門の泌尿器科のお医者さんにもご意見をうかがってみましょう。