年齢を得ると共に発症しやすくなる男性の更年期障害がありますが、それに有効なのがノコギリヤシの魅力です。
男性の更年期障害には、まず抜け毛、脱毛、前立腺肥大などの症状があります。

それらに効果がある薬としても活用することができ、ヨーロッパ諸国でも広く知られている存在がノコギリヤシです。そんなノコギリヤシを摂取した結果を説明します。

ノコギリヤシに含まれている有効成分

男性の性欲を増大させ、生殖機能を維持する上でのホルモンの一つにテストステロンの存在があります。テストステロンは前立腺内では5α-リダクターゼという酵素と結びついてジヒドロ・テストステロン(DHT)という物質を作り出します。

この物質には前立腺を肥大させ、しかも加齢による抜け毛や脱毛をもたらすという悪さをすることとなります。そのためノコギリヤシが、そのDHTを作り出すために必要となる5α-リダクターゼという酵素の働きを阻害する働きがあることが解明されています。

それを摂取し続ければホルモンに働きかけるので、その結果として発毛を促進したり、抜け毛・脱毛予防、前立腺肥大の改善に優れています。

実際に科学的に証明されている諸外国のデータ

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1984年に英国で行なわれた110名を対象とした実験で、320gのノコギリヤシを摂取した人は前立腺肥大の治療薬を服用した人に比べて、10倍の尿の流れが良くなったデータがあります。さらに排尿による痛みや不快感なども減り、夜中に頻繁に起きてきた人が起きなくなった実験結果が報告されています。

また1993年のドイツで行なわれた1334名のノコギリヤシ抽出成分を6ヶ月与え続けた結果、80%の人が膀胱の状態が良いという実験結果が出ており、また発毛効果まであったことも報告されています。しかもベルギーでも305名の患者に行なった実験でも発毛や前立腺肥大に効果があったことも認定されています。

摂取する中で副作用や安全面について

このように外国の研究実験でもほとんどの国で、その有用性が指摘され、男性の更年期障害には効果があることが指摘されています。
特に発毛効果と前立腺肥大に優れ、前立腺肥大については夜中にトイレに起きる回数が減ったり、残尿感もなくなるという効果を持っています。

それだけ有効な薬にも似た成分が配合されているので、副作用や安全面も心配されるものです。その副作用については、問題となるものや健康被害などが報告されていません。

急性毒性も慢性毒性も一切ないため、安心して摂取することが可能です。たまに胃の不調をきたすことやアレルギー体質の方にはその過敏症が現れることがありますが、それほど多くないです。