中高年の男性の多くが頻尿の症状に悩んでおり、原因としては過活動膀胱や前立腺肥大症があげられます。
これらの病気が原因の頻尿対策には、ノコギリヤシの成分が配合されているサプリが効果的に働きます。
男性の頻尿の原因とは何か
頻尿とは、一日に8回以上トイレに行くような状態を指しますが、その原因は複数あります。
お茶やコーヒーなどカフェインやアルコール類、更に酸味の強い食べ物やキュウリやスイカなどカリウムを多く含む食品は利尿作用が強く、これらを多く摂っているとトイレの回数が多くなりがちです。
また過活動膀胱と呼ばれる病気の場合もあります。
この病気は、膀胱の筋肉が急激に収縮したり硬直化してしまうことで尿を我慢できる限界も少なくなってしまい、不意の強い尿意や頻尿が起こります。
また前立腺肥大症も頻尿を起こします。
前立腺は膀胱の下にあり、尿道を取り囲むように位置しています。これが加齢や生活習慣病などにより肥大することで、肥大した前立腺が尿道を圧迫することで排尿に障害が出たり、膀胱への刺激で逆に頻尿の症状が起こったりします。
頻尿の治療や対策について
過活動膀胱は、脳と膀胱を結んでいる神経にトラブルが起こることで発症する場合があります。
排尿を促す脳からの信号が正常に働かず、膀胱の尿が少量でも尿意を感じたり、うまく筋肉を締めたり緩めたりが出来なくなってしまいます。
病院では症状を軽減する治療薬が処方され、抗コリン薬が多く使用されています。
この治療薬は膀胱の収縮を抑制するする働きがあるため、多くの尿を溜めることが出来るようになります。
前立腺肥大症の場合には、受容体遮断薬などが使用されます。
この治療薬は前立腺の筋肉をほぐして尿道の圧迫を緩める効果があります。
手軽にできるサプリでの対策
重度の頻尿の症状が出ている場合には、大きな病気の可能性もあるため病院での診察が大切ですが、軽度の場合には日々の食生活や生活習慣の見直しと共にサプリメントを使用することも有効です。
頻尿対策のサプリとして特に注目されている成分がノコギリヤシです。
北米原産のヤシ科のハーブですが、古くから強壮剤として使用されてきた歴史があります。
ノコギリヤシの脂肪酸にはホルモンバランスを乱し、前立腺肥大を引き起こす酵素の作用を抑制する働きがあります。
ヨーロッパ諸国では医薬品として正式に認証されているほか、天然由来成分のため他の治療薬よりも副作用が少ないなどの利点があります。
